日経新聞の記事を無料で読む方法はある?記事を読む方法を調べてみた

こんにちは、ゆき(@yuki_no_yabo)です。
日経新聞といえば、経済情報に精通した新聞で、投資家なら知らない人はいないと思います。
最新トレンドや業界動向を押さえるにはもってこいの新聞です。株価にも影響を与える事が多く、日経で一面に掲載された旬な情報で特定業種が値上がりする事も。
ただ、電子版の場合、月4277円の購読料が必要です。
そこまで毎日緻密にチェックしたいというわけではないので、無料で見る方法を調べてみました。
この記事の簡単なまとめ
- 全ての日経新聞の記事を無料で読む事はできない(価値がなくなるので当然ですよね)
- 好きな記事を読みたいなら10記事まで読める無料会員
- より多くの記事が見たい場合は証券会社で利用している日経テレコンを利用する
タップできる目次
全ての記事を無料で見る方法はない
結論からいうと、全ての記事を無料で見る方法はありません。
当然ながら月4,277円も払っている人もいるのに、他の方法で無料で読めるなんて都合の良い事はないですよね…。
SHARPのCOCORO BOOKSは日経電子版を10%オフで読むことができる
SHARPが提供する電子書籍サービスのCOCORO BOOKSを利用すると、日経新聞を実質10%オフで読むことが出来ます。
COCORO BOOKSではCOCOROポイントという1ポイント1円で利用できるポイントを定額で購入できる仕組みがあります。
このCOCOROポイントを4000円分購入すると、ボーナスで10%付与され、4400ptになります。
日経電子版が4,277円なので、このCOCOROポイントで完全に支払う事ができます。
ただ、これだと結局お金がかかる事は変わりません。
月10記事ならば日経電子版の無料会員で読むことが出来る
日経電子版では、会員登録をすると月10本までの記事は無料で読むことが出来ます。
一番手っ取り早い方法はこの無料会員で見ることです。
日経電子版の無料会員の登録方法
日経電子版の無料会員登録は、日経電子版のトップページ右上にある「ログイン」から登録する事が出来ます。

一部の日経新聞の記事は日経テレコンとして証券会社の口座があれば読める
日経新聞は、実はいくつかの証券会社向けに一部の日経新聞の記事を配信しています。これは日経新聞のインターネット閲覧サービスである日経テレコンを利用したものです。
日経テレコンでは次のような新聞を読むことができます。
日経テレコンで読めるニュースソース
- 日本経済新聞 朝刊・夕刊
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経プラスワン
- 日経速報ニュース
対象の証券会社の口座を持つことで、上記の日経新聞の記事の一部が読み放題になります。
全ての記事が読めるわけではないのですが、トピックを追うだけであれば十分です。ただ、操作感は余りよくないので使い勝手を求める場合は大人しく日経電子版を契約しましょう。
日経テレコンが読めるのは、楽天証券・大和証券・丸三証券の3社
無料で日経新聞が読めるようになる証券会社は次の3社です。それぞれの証券会社の口座アカウントを持っている事が必要です。
無料で日経新聞が読める証券会社
- 楽天証券
- 大和証券
- 丸三証券
それぞれの違いを比較すると次の通りです。
楽天証券 | 大和証券 | 丸三証券 | |
---|---|---|---|
日経テレコン利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
新聞記事閲覧 (全記事をトピックから選べる) | 3日分 | 3日分 | 3日分 |
過去記事検索 (過去の記事を検索結果から選べる) | 最大1年 | 最大3か月 | 最大1年 |
過去記事検索設定 | 1か月、3か月、6か月、1年、期間指定 | 3か月 | 1か月、3か月、6か月、1年 |
図表示・記事のPDF表示 | 〇 | × | 〇 |
決算データ | × | × | 〇 |
調査結果・ランキング・経済指標 | × | 〇 | × |
マイフォルダ(最新記事をキーワードで自動的にフォルダへ保存する機能) | × | 〇 | × |
取引手数料 | 50円~ | 2052円~ | 1080円~ |
口座開設 | 無料 | 無料 | 無料 |
一番のオススメは楽天証券
3つの証券会社のうち、最もオススメなのは楽天証券です。
日経テレコンの機能だけ見れば、記事の閲覧期間は短いですが、大和証券が最も多機能です。しかし大和証券は、株式取引やNISA(少額投資非課税制度)を利用した株式の取引手数料が圧倒的に高いんです。
日経テレコンを利用するだけであれば大和証券でも良いのですが、株式投資も一緒に、となると手数料の安い楽天証券で一元化しておいた方が何かと便利です。
楽天証券は取引と一体化したスマホアプリのiSpeedも使い勝手が良く、取引手数料も安いのでオススメです。
日経テレコン(証券会社版)は無料だが使い勝手は日経電子版には劣る
日経テレコンの使い勝手は日経電子版や日経新聞(紙)には劣ります。
実際の見た目は次のようなイメージです。

記事の各タイトルがリスト形式で表示されており、詳細を読みたい場合はタップすると中身が表示されます。
PDFは実際の新聞記事がPDF化されたもので、写真や図の確認が可能です。カテゴリー毎に分類されているため、興味のある記事だけ見ることはできます。
日経電子版はかなり使い勝手が良く整理されているので、そちらに慣れていると辛いかも。
楽天証券で日経テレコンを見る方法
まずはアプリを入れよう
楽天証券で日経新聞を見るためには、パソコン用ソフトウェアのMarketSpeed(無料)か、スマホ用アプリのiSpeedが必要です。
パソコン版のMarketSpeedには利用条件が必要ですが、スマホ版は条件なしに使えます。新聞のチェックはスマホが便利ですし、スマホのiSpeedを利用しましょう。
アプリは以下からダウンロードできます。
参考までにパソコン版の利用条件は次の通りです。
パソコン版Market Speedの利用条件(いずれかに当てはまる場合)
- 口座開設から3か月間
- 株の信用講座・先物講座・FX講座のいずれかの口座が開設されている
- 口座に30万入金されている
- 何らかの取引を行った場合 など
iSpeedの日経テレコンの使い方
アプリがインストール出来たら、iSpeedを起動します。
(1)iSpeedの画面から日経テレコンボタンを選択します。

(2)日経テレコンが起動します。デフォルトは日経速報ニュースになっているので、日経新聞が読みたい場合は下図の通りメニューから「きょうの新聞」を選びましょう。

(3)あとは画面をスクロールすれば、ニュースを見る事ができます。

まとめ:日経新聞の全てを無料で読む方法はないが、割引や一部なら無料で読めた
日経新聞の定期購読料は最も安いプランでも月4,277円です。
様々なニュースソースがある中で、この値段にお金が出せるかどうかですが、良質な記事も多く、見たいのが本音だと思います。
そんなに頻繁に見ないけど…という人は是非今回の方法で無料で見れるようにしてみてくださいね。
節約したお金は再投資で資産を増やしていきましょう!
以上!
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