【2138】CROOZ(クルーズ)の2020年度決算は上振れが期待できるのか?(1Q)

こんにちは、ゆき(@yuki_no_yabo)です。
注目している銘柄の中から、今回はCROOZについて色々調べた結果をメモしておきます。
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CROOZの企業概要
2001年に創業し、創業当時はIT人材派遣とモバイルコンテンツの受託開発が中心という事業構成でした。
その後ソーシャルゲーム開発に業態を変化させたものの、ソーシャルゲーム業界の競争の激化に伴い、別の事業機会を模索し、ECの開発を推進。2013年からファッション通販サイトのShoplistをスタートさせ、現在に至ります。
2020年時点でShoplistが売上高の大半を占めています。

2020年3月決算時点での指標は次の通り。
| 項目 | 数値 | 前年度比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 33,995(百万円) | 12.3% |
| 営業利益 | -97(百万円) | ー |
| 経常利益 | -85(百万円) | ー |
| PER | ー | ー |
| EPS(1株当たり利益) | -50.32円 | ー |
主力はファッション通販Shoplist
売上の72%を占めるのがファッション通販サイトのShoplistです。
10~20代の女性の利用者がコアユーザ層で、ファストファッションのブランドを多く扱うという特徴があります(参考資料)。
競合は大手ファッションECの楽天、ZOZOTOWN、Amazonですが、特にZOZOTOWNがよく似たファッション専用通販として一般利用者の間でも比較されることが多いです。
EC取扱高はZOZOが3450億円なのに対し、Shoplistは250億と10倍以上の差があいており、ZOZO一強の状態になっていますが、それを嫌うユーザや販売店からの支持はあるようです。
他社決算状況から見るCROOZの決算見通し
ファッション通販関係
ユニクロは店舗が減収だが、EC売上げは約48%増加
ユニクロの3Q決算(3~5月)の決算を見ると、EC売上高は約48%増加との記載があります。

また、他に注目すべきポイントとしては低価格ブランドのGUの売上の減少幅がユニクロよりも少ない事があげられます。消費者のお財布のひもが固く、低価格指向になっている可能性があります。

低価格指向については、関連する他の低価格ブランド系の売上も併せてみた方が良いのですが、この記事ではここまでにしておきます。
ZOZOも第1四半期の売上高が20%増加
ZOZOTOWNも売上高が20%増加しており、ファッション通販の堅調ぶりがうかがえます。

その他ファッション関係の決算トピック
千趣会(ベルメゾン)の通販部門の売上高が11.8%増加
ファッションECとはやや異なりますが、通販で有名な千趣会のベルメゾンも、通販部門の売上は11.8%増加しています。

ECを持たないしまむらは国内売上20%減
ECを持たないしまむらは国内売上が20%減少しています。しかし、2020年秋にECサイトを開設予定となっており、今後は巻き返しが進むとみられます。

他社決算から見るに、Shoplistの売上高は上振れが期待できる
代表的なファッション系銘柄を抽出して紹介しましたが、これ以外にもShoplistを追撃するロコンド(3558)が上方修正しています。
また、ファッション以外のEC関係であるベガコーポレーション(3542)やスクロール(8005)、直近IPOのコパ・コーポレーション(7689)など、EC関連は非常に強い動きをしており、コロナで店舗訪問が控えられている反面、通販系の好調振りがスゴイです。
また、ファストファッションのGUが好調なこと等から、低価格帯に強いショップリストの売上高は大きな伸びが期待できそうです。
CROOZの次回決算で気になるポイント
CROOZの次回決算は8月11日(火)です。
個人的に気になるポイントは以下の通りです。
Shoplistの営業利益は黒字化継続か
ショップリストは2020年3月期決算以前は、赤字続きでした。ようやく2020年3月期に黒字化を果たしましたが、引き続きその状態が継続しているかがポイントになりそうです。
投資部門の状況
CROOZには投資部門の子会社として、sevenwoods investmentという会社があります。
2020年3月期には、ここが営業利益の多くを稼いでおり、今後も稼ぎ頭になるのかが注目されます。直近IPOで公募価格の5倍になったブランディングエンジニアに2%(97,480株)出資しているなど、要注目です。
通期見通しがどの程度か
この決算期で値を大きく上げた銘柄は通期見通しがかなり良いです。
ファッション通販としては後発のロコンドが、CROOZよりも時価総額が大きくなったのは、通期15億円の営業利益黒字見通しが出ている事が挙げられます。
ショップリストはロコンドと同時期に開始されていますが、売上高の伸びは目覚ましいものの、黒字化が遅れている印象があり、そこにロコンドとの評価の違いがあります。
株価の推移
8月4日までの直近3か月程度の株価推移は以下のような感じ。

4月安値から2倍程度まで上昇しており、少し過熱感が出ています。
期待を超えられるかどうかが来週の見所になりそうです。
まとめ:売上高が高いのは当たり前で、そこから通期どこまで達成できるかがカギ
ベガコーポレーションが値上がりしているのを見て、慌てて他の通販系サイトでこれから決算になるところを調べたのが、このCROOZです。
尚、shop-list.comへのアクセスは4-6月で1-3月と比べ1.3倍程度です。売上高が1.3倍にはなりますが、今の所どの程度営業利益に貢献できるかは不透明ですね…。
また、営業CFの黒字化も達成してほしいところ。
7月上旬のころにインしていないと中々ここから決算持越しは難しいかなぁ。
ZOZOや他の決算系が好調な時点で気づくべきでしたと反省中です。
100万円チャレンジとしては投資せず、です。
以上!


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